介護福祉士としてキャリアアップ!転職を成功させるためのステップ

みなさんこんにちは。歯科助手の芦澤です。
外来と訪問を兼務しており、
歯科助手の他にもトリートメントコーディネーター、
訪問コーディネーターとしても働いています。
また、国家資格でもある介護福祉士を取得しており、
15年ほど介護施設で働いた経験もあります。

今回、私からは介護・福祉の世界から歯科医院への転職、
イクティス歯科に決めたきっかけや、介護の資格やキャリアをどう活かせているのか?
歯科医院での働き方についてお話しさせて頂きます。

介護業界から歯科医院への転職の決め手

私はイクティス歯科クリニックで働き始めて、現在3年目になります。
イクティスに入社する前は特別養護老人ホームで介護士として勤めていました。
入居者様が生活する中での1番の楽しみは「食事」でした。
敬老の日、お正月やお盆などには行事食が出たり、
おやつレクでは、あんみつやクレープを一緒に作ったり、外食レクや喫茶会などもありました。
しかし、歯が無い方は常食が食べられず、きざみ食やソフト食、ミキサー食になってしまい、
おやつレクで作ったおやつが食べられず、代替の物を提供したり、一緒に外食へ行けなかったり、
歯が丈夫な方と同じ食事をすることが難しいのが現実です。

食事を細かく刻んだりミキサーにかけると、この食べ物は何なのか?
見た目では全くわかりません。
噛めないと食事を残してしまう方も多くいらっしゃいました。
高齢になっても歯が丈夫であれば、いつまでも普通の食事が摂れたり、
自分の食べたい物や好きな物が食べられるのに、、と日々の業務の中で
歯の大切さをひしひしと感じていました。

介護は食事・排泄・入浴の3大介護が挙げられますが、
何よりも忘れてはいけない「口腔ケア」!
この、口腔ケアが介護の現場ではあまり重要視されていないのが現状です。
それは何故か?
大きな原因としては、スタッフの知識不足や意識の問題、
慢性的な人員不足や多忙な業務等が挙げられます。

私自身は口腔ケアを重要視していましたが、
他のスタッフが私と同じような意識やモチベーションで働いていたわけではなかったので、
どうしたら口腔ケアの必要性や大切さを理解してもらえるのかと悩むばかりでした。
介護のプロではあるけれど、歯科のプロではないため知識や技術はほとんどなく、
伝えたくても伝えられないというのが現実でした。
口腔ケアについて自分で調べ、それをスタッフに共有し伝え続けることで、
少しづつ口腔ケアの大切さが浸透していったように思います。

そんな経験から、
私自身もっと歯科の知識を学びたい、
それを介護の現場でも伝えていきたいと歯科業界への転職を考えました。

イクティス歯科クリニックに決めた理由

転職活動の際に重視したのは、介護福祉士という資格を活かせるか?ということでした。
頑張って取った資格と15年働いた経験を活かしたいと思い、
「介護福祉士 歯科医院」で検索したところ、
イクティス歯科クリニックが一番に出てきました。
そこでは”訪問コーディネーター”という聞き慣れない職業が書かれていましたが、
調べてみるとまさに「私のやりたい仕事はこれだ!」とすぐに求人に応募しました。

見学の際、みなさんが明るく元気でいきいきと働いていたことや、
同年代の方も多く活躍されていたこと、
そして一番の決め手は介護福祉士を持った先輩が働いていたことです。
共感できることがたくさんあり、
「自分もこうなりたい」という明確なビジョンができたことで、
私もこの医院、チームの一員になりたいと思い、
イクティス歯科クリニックへの入社を決めました。

介護福祉士として歯科医院で働いてみて

外来と訪問を兼務させて頂いているのですが、
どちらの現場でも介護の資格を活かせていることがたくさんあります。
一部ご紹介いたします。

《外来》
・車椅子の方、足や目が不自由な方へのユニットへの誘導や移乗。
・付き添いのご家族やヘルパーさん、ケアマネージャーさんとコミュニケーションを円滑に図ることができ、それを院内で共有できる。
・訪問歯科へのご案内ができる。

《訪問》
・介護施設、障がい者施設では患者さんとの関わり方やコミュニケーションが上手に出来る。
・現場で働く施設スタッフさんとの連携がスムーズに取れ、相談・信頼される。
・患者さんの対応をチームのみんなにも共有でき、安心・安全に配慮して診療できる。
などなど、、

介護の資格を持ちながら歯科医院で働くことは、
外来でも訪問でもどちらも大事な役割を果たせているなと感じています。

介護・福祉の世界から医療業界という異業種への転職はものすごく勇気がいることで、
相当悩んだことを覚えています。
全く知識もないのに一から覚えられるのかという不安が一番大きかったですが、
「年齢的にも今しかない!」と思い切って転職に踏み切りました。

転職してしばらくは歯科用語や器具の名前、アシスト業務など、
覚えることが多く大変なこともありましたが、
今では転職して良かったと思えるほど充実した毎日を送っています。

介護福祉士として歯科医院で働くことは、
専門性、経験やスキルを活かせるだけでなく、
今まで培ってきたコミニュケーション力を最大限に発揮できることで、
視野が広がったことをとても実感しています。
医療と介護・福祉の架け橋的存在として、
これからも歯科のスキルアップを目標に頑張っていこうと思います。

介護の現場以外でも介護福祉士が輝ける場所はあります!
転職に悩まれている方、歯科医院に興味のある方、ぜひ私たちと一緒に働きませんか?

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