歯科衛生士として長く働くために大切なこと

歯科衛生士は資格を取得して終わりではなく、働きながら技術や知識や人との関わり方を身につけ、
経験を積み重ねていく仕事です。
長く働き続けるためには、仕事への向き合い方だけでなく、
自分が何を考え大切にするかということが重要なのではないでしょうか。

無理をしない

歯科衛生士として働き始めた当初は、覚えることが多く先輩に付いていくだけでも精一杯なことが多いでしょう。
経験年数を重ねると出来ることが増え、任される仕事も多くなり責任を感じる場面も多くなっていきます。
そこですべてを一人で抱え込まず、困ったときには周りの人に相談することが大切です。
無理する事を成長と感じずに周りの人に助けを求めることも、長く働くために必要な力の一つだと思います。

学び続けること
歯科医療は治療方法や材料、予防方法の考え方など少しずつ変化していきます。
そのため、新しいことを学び続け知識を更新し続けることが大切です。
日々の診療で出てきた疑問を調べたり、不安なことがあれば先輩や同僚の考え方を聞いたりすることも、
自分の知識などを深めるきっかけになります。
特に日々の診療だと分からないことがあっても、
その場では確認出来ず忙しさの中でそのままにしてしまう事もあります。
小さな疑問をそのままにせず成長のチャンスと捉え、一つずつ解決していく意識が成長につながります。

患者さんとの信頼関係を大切にする
歯科衛生士の仕事は様々な患者さんと関わる機会が沢山あります。
これまで多くの患者さんと接する中で学んだのは、責任を持って一人ひとりに向き合う姿勢は、
患者さんにも伝わるということです。
「担当してもらえて良かった」「次回も担当してほしい」と言っていただけたときは、
これまで頑張ってきて良かったと感じ、大きな励みややりがいになります。
口腔内のことだけでなく一人ひとりの生活習慣や悩みに目を向け、
その人の悩みに寄り添った解決方法を一緒に考えることは、歯科衛生士だからこそできる大切な役割です。
目の前の処置をただこなすのではなく、
どうしたら安心してお口の健康を任せていただけるかを考えるだけでも
仕事を続けるモチベーションにもつながります。

スタッフ同士で支え合うこと
歯科医院は一人で診療を行う場所ではありません。
歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、受付など、それぞれのスタッフが役割を担っています。
忙しい時に協力し合ったり、自分だけで解決出来ない事を相談したりすることで、
仕事を円滑に進めることができます。
また、自分とは違う視点から意見をもらうことで、新しい気づきが生まれることもあります。
様々な考え方のスタッフがいる中で相手に求めるだけではなく、
お互いの考えを尊重して良い環境作りを心がけたいと思います。

自分に合った働き方を考える
歯科衛生士として長く働くためには、ライフステージに合わせて働き方を考えることも大切です。
仕事だけを中心に考えるのではなく、趣味や家族との時間など自分自身のための時間も大切にすることが必要です。
働く期間が長くなったり年齢とともに、取り巻く環境や仕事に求めることが変わることもあります。
その時々の自分に合った働き方を考え、必要なときには周囲に相談しながら環境を整えていくことが、
無理なく仕事を続けていく力につながるのではないでしょうか。

無理をしすぎず不安な事は相談し、学ぶことを楽しみながら、
患者さんやスタッフとのつながりを大切にしていくことが重要です。
日々の小さな経験を積み重ねることで、できることや自信は少しずつ増えていきます。
歯科衛生士として長く働くために大切な事は人それぞれだと思います。
日々の仕事に責任を持って向き合い、少しずつ成長しながら自分の考えを大切にすることが、
長く働くための大切な力になるのではないでしょうか。

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